通信制大学→社会人大学院

通信制大学を卒業し今度は社会人大学院で修士(経営学)の取得を目指します。

春学期のおさらい 続

こんにちは。

夏休みに入りましたので、平日のこんな時間でも更新しちゃいます。
昨日の記事の続きとなります。
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履修科目の一覧
科目(名称は仮称で) 開講時期 曜日 講義方法
経営学特論その1 春学期前半 月曜日 資料のみ
経営学特論その2 春学期前半 火曜日 Zoom
経営学特論その3 春学期前半 水曜日 非同期動画&Zoom
財務会計特論 春学期前半 金曜日 対面
経営科学特論 春学期後半 月曜日 対面
労務管理特論 春学期後半 火曜日 対面
経営情報特論 春学期後半 水曜日 非同期動画&対面
管理会計特論 春学期通期 土曜日 対面
経営学特別 春学期通期 土曜日 対面
研究公正 春学期通期 - 非同期動画&Zoom&対面
労務管理特論

今学期内では一番ディスカッションが多かった講義です。
ここでいう労務管理とは、一般的に想像される勤怠管理とか給与管理のみならず、採用~退職の全プロセスを対象としています。
社会人大学院ですので、様々な職種・業界・バックグラウンドを持った受講生で構成されたディスカッションは、ときには激しいやり取りなども交えながら、非常に有益なものとなりました。
労務管理修士論文のテーマには関わりがなく、また業務上も学術上もあまり興味を惹かれる分野では無かったのですが、経営・組織構成員・労働者・社会構成員という様々な視座を持つことが要求される分野ですので、トレーニングとしては非常に有益な題材になり得るのではないかと思います。

唯一の難点は、資料が全部紙だったこと…
資料配付だけで冒頭20分くらい削られてたんだよなぁ…

教科書・参考文献は特にありませんでした。

経営情報特論

企業の経営資源として、「ヒト・モノ・カネ・情報」が挙げられるようになって久しいですが、じゃあ経営情報って何?ということを考える講義です。
とはいえ、直接その点にフォーカスするのではなく、経営組織論・経営管理論から掘り起こしつつ、最終的に経営情報の定義を目指そうという進め方でした。

講師の先生がリタイアメントされた実務家教員の方で、ご自身でも最新の社会の時流のキャッチアップをしたいということで、例えば「ティール組織は大企業に成長しうるのか」といったテーマで、受講生と教員が議論をするというような形もあり、少なくとも通信制大学では絶対に無いスタイルの講義でしたので、非常に有益な時間を得られたと思います。

教科書・参考文献はこちら。古い文献であり、翻訳も少し良くないのですが、経営管理について学ぶのであれば簡単には押さえておくべき文献かと思います。

管理会計特論

もうそのまま、管理会計に関するお話しです。
原価計算に始まり、業績管理会計、ABC等の管理手法、戦略マップやBSCなどの戦略立案ツール、最終的には品質マネジメントまで。
管理会計の基礎に関するお話しは一通り押さえられます。

ただ、教員の先生の一方通行的講義だったのと、内容が製造業に偏っていたため、その点は自分での補完ありきだったかなぁと感じています。
もう少し、業種横断的なアジェンダや、双方向での議論が欲しかったなぁと感じる次第です。

教科書・参考文献は特にありませんでした。

経営学特別

毎回、ゲストスピーカーを招いての講演という講義でした。
主には関西の企業や団体の経営者だったり、様々な取り組みに関与されている方をお招きし、関西経済を中心としたテーマでお話しをいただくというもの。

この手の講義は、スピーカーの先生によって内容・熱量・関心度が全然変わってくるのですが、総じて非常に興味深い内容であったなぁと思います。
主宰教員の先生が非常に人脈広く、色々な活動をされてきたという経緯もあり、様々なテーマでの講演となったのは、社会人大学院ならではのような気がします。

後期は関西のベンチャー企業経営者を中心にお招きするとのことなので、そちらも楽しみです。

研究公正

大学院とは(本人の意図はともかく)研究機関であり、そこで学ぶ院生の活動も研究として定義されることから、全学での必須科目となっています。
学習方法は、外部機関(科学技術振興機構)のe-ラーニング、グループディスカッション、レポート提出で構成されています。
論文の盗用、研究データの捏造といった、学部レベルでもたたき込まれる内容は言うに及ばず、論文投稿時のルール、利益相反、共同研究、データ管理、研究費の取り扱い*1など多岐にわたります。

本筋ではないのですが、プレゼンツールとしてmentimeter(https://www.mentimeter.com/)というインタラクティブ・プレゼンツールが使われていました。
その場でクイズ出題/回答ができたり、いいね!をつけることができたり。
内容的には退屈なモノなので、そのような形で講義のメリハリがつくのは非常に素晴らしいなぁと感じ入った次第。


というわけで、全然役に立たない振り返りを書いてきました。
今後は、各科目ごとにもうちょっと掘り下げた内容を、自分自身の学習メモを兼ねて書いていければとも思ってたり思ってなかったり。

後期に向けてゼミも本格化し、コースワークもより高度化していくとのことなので、しっかりとついていきたいと思います。

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*1:無論、修士で研究費の支給などあるはずもないですがね…w