論文の集め方
こんにちは。
来週から後期の講義が始まります。前期の成績はと言うと…
無事、全科目で単位修得と相成りました。
— max0627 (@max0627_) 2021年9月10日
A+ 4科目
A 7科目
B 1科目
計 23単位
あとはゼミだけ取れば要件充足だけれども、それは面白くないので、後期もコースワークはしっかり取る予定 https://t.co/upDFqgrwDd
ということでした。まぁ、学部と違って所要単位数も少ないし、コースワークも修論テーマに紐付けた形で進めていく必要があるしと言った違いの方が大きいですからね。
さて、夏休みの間は何をしてたかというと、ひたすら論文読みまくってました。社会人大学院らしく、夏期集中講座みたいなのも開講されてたのですが、分野も全く異なるし、そんなことより研究テーマ固めてリサーチ・クエスチョンを出す準備の方が大事ということで、その手の講座は全パスしました。結果的にこの選択が正しかったわけですが。
そんなこんなで読みまくった論文をどうやって集めてきてたか?というところについて今日は触れてみようかと思います。
1. Google Scholar
言わずもがなのサイトですね。とりあえずここあたれば何とかなります。
Googleはみずからのミッションを
"Organize the world's information and make it universally accessible and useful."
(世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする)
と宣言していますが、学術論文についてもその取り組みのスコープに当然入っているということですな。
ちなみに、Python使える環境の方は、Google Scholarの論文をCSVにリスト形式で吐き出すというスクリプトがあります。これ上手く使えば、思い通りの順番で論文のタイトルとかURL/DOIを並べることができて超便利です。詳しくは以下のサイトをご参照。
2. Springer link
こちらは原則として英語前提になりますが、分野別や媒体別に論文を検索できるサイトです。ある書籍の一章として収録されている論文なんかの検索もできますので、最新の知見だったり、ニッチなテーマだったりすると、こっちの方が当たりやすかったりするかも。
3. CiNii
人によっては「論文検索はCiNii使え」みたいなこと言われますけど、実はあんまりかなぁ…という気がします。
っていうのも、紀要論文だったり雑誌記事だったり電子化されてない学会誌だったりにあたることが多い上に、そもそも日本の論文メインだったりするので、探したい内容によってはホント使えなくなるケースがあるかなぁと。
CiNii使うときは、
・学会誌がどこの大学図書館に所蔵されているか調べる
・Mendeley(文献整理ソフト。どっかでまたお話しできれば)に取り込む書誌情報を引っ張る
・日本人の特定の著者の論考を探す
っていう目的がメインだったり。
あと、経営学とか金融とかのビジネスに近い分野に取り組んでおられる方は、検索する際、目的の言葉の後に「(半角スペース)-日経」って入力(例:株式上場 -日経)すると幸せになります。
この秋からは他にも取り組むことを増やしたので、より一層勉強漬けの日々になりそうです。その辺りもボチボチ書いていければと思います。